2016年 01月 19日
産経のバカ記事に告ぐ「天皇」は敬称だ |
「「天皇」と呼び捨てにしながら開会式に出席する日本共産党ってどういうこと?「人間として当たり前」って…」
2017.1.17産経記事
「衆院議長にしろ、天皇にしろ、礼をしたときに私たちも礼をした。人間として当たり前だ」
という発言に対して産経が噛みついたのである。「天皇と呼び捨てにするとは何事だ!」と。
ちなみに産経記事に全面的に賛同し、共産党をdisっているのは例によってクソ溜めの中のクソ、ヤフー民である。意外に2ちゃんねるなどでは「敬称」論がなされている。ヤフーがいくら正常化しようとしても、頭の中が狂った右翼思想(真っ当な右翼思想ではない)が巣食っているクソはなかなか消えていかないようだ。
天皇の戦争や憲法のお言葉は無視するくせに、都合が良い時だけ天皇教になって左派を攻撃する、この不敬なド売国奴め!
さて「敬称」論だが、たとえば「天皇」は「総理」や「社長」などと同じく、役職が敬称の意味を兼ねている場合である。私も職場で言われたことだが、対外的には社長も呼び捨てにせよ。また社内の会議などでは社長さんと呼ぶのは間違い。社長様様になるからだ、と指導された。
もちろん通常の場で親しみの意味をこめて「社長さん」と呼ぶことはあるだろう。それは構わない。本人が目の前にいるときはこうした呼び方も二重敬称とは言わない。だが公式の会議などで、社長のことを「社長さん」とか「社長様」などと言えば、「こいつ、社会の良識を知らないんじゃないのか?」と逆に思われる。
これと同じく、天皇を目の前にして、他者への敬意と親しみをこめて「陛下」と呼ぶのは不自然ではない。だが、本人が目の前にいない時にまでわざわざ「天皇陛下」と呼ぶのは二重敬称である。
そもそも日本のマスコミがおかしい。他国からの国王が来日した時は「○○国王」と呼ぶのに対して、自国の象徴を呼ぶときは「天皇陛下」と二重敬語にする。むしろ自分をへりくだり、他者を敬うのこそ日本の美徳ではなかったのか?
また時に耳につくのだが、マスコミがしばしば「天皇様」「皇后様」などというのは明らかにおかしな日本語である。
歴史書や歴史教科書を見れば「○○天皇」とだけ記載されており、わざわざ「陛下」などという奇妙な言い回しはしていない。呆れたことに日本のマスコミは日本古来の敬語の使い方を忘れ、また波風や抗議を恐れるがあまり、過剰に過剰を重ねる敬語の使い方をしている。それも天皇が望んでもいないのに、勝手にやっているのだ。天皇報道を腫れ物に触るように扱い、どんどんと敬語までが過剰になっていく。まさに「土下座報道」である。
そのうち「天皇陛下様」とか、多重敬称になりかねない問題だ。もうこうなってくるとバカの極みである。
そして皇族も自分たちが、一般社会の場でどう呼ばれるか、そして面と向かってどう呼ばれるのが相応しいか、それぐらいはわきまえている。
今回は産経がとにかく共産党に噛みつきたい一心だったのだろう。だからこんなどうでもいい問題を取り上げるのだ。ヤフーは馬鹿なネトウヨに燃料を投下するような真似をするな。
実は産経こそが日本文化の最悪の破壊者ではないか? と思わせる今回の呆れた記事であった。
2017.1.17産経記事
「衆院議長にしろ、天皇にしろ、礼をしたときに私たちも礼をした。人間として当たり前だ」
という発言に対して産経が噛みついたのである。「天皇と呼び捨てにするとは何事だ!」と。
ちなみに産経記事に全面的に賛同し、共産党をdisっているのは例によってクソ溜めの中のクソ、ヤフー民である。意外に2ちゃんねるなどでは「敬称」論がなされている。ヤフーがいくら正常化しようとしても、頭の中が狂った右翼思想(真っ当な右翼思想ではない)が巣食っているクソはなかなか消えていかないようだ。
天皇の戦争や憲法のお言葉は無視するくせに、都合が良い時だけ天皇教になって左派を攻撃する、この不敬なド売国奴め!
さて「敬称」論だが、たとえば「天皇」は「総理」や「社長」などと同じく、役職が敬称の意味を兼ねている場合である。私も職場で言われたことだが、対外的には社長も呼び捨てにせよ。また社内の会議などでは社長さんと呼ぶのは間違い。社長様様になるからだ、と指導された。
もちろん通常の場で親しみの意味をこめて「社長さん」と呼ぶことはあるだろう。それは構わない。本人が目の前にいるときはこうした呼び方も二重敬称とは言わない。だが公式の会議などで、社長のことを「社長さん」とか「社長様」などと言えば、「こいつ、社会の良識を知らないんじゃないのか?」と逆に思われる。
これと同じく、天皇を目の前にして、他者への敬意と親しみをこめて「陛下」と呼ぶのは不自然ではない。だが、本人が目の前にいない時にまでわざわざ「天皇陛下」と呼ぶのは二重敬称である。
そもそも日本のマスコミがおかしい。他国からの国王が来日した時は「○○国王」と呼ぶのに対して、自国の象徴を呼ぶときは「天皇陛下」と二重敬語にする。むしろ自分をへりくだり、他者を敬うのこそ日本の美徳ではなかったのか?
また時に耳につくのだが、マスコミがしばしば「天皇様」「皇后様」などというのは明らかにおかしな日本語である。
歴史書や歴史教科書を見れば「○○天皇」とだけ記載されており、わざわざ「陛下」などという奇妙な言い回しはしていない。呆れたことに日本のマスコミは日本古来の敬語の使い方を忘れ、また波風や抗議を恐れるがあまり、過剰に過剰を重ねる敬語の使い方をしている。それも天皇が望んでもいないのに、勝手にやっているのだ。天皇報道を腫れ物に触るように扱い、どんどんと敬語までが過剰になっていく。まさに「土下座報道」である。
そのうち「天皇陛下様」とか、多重敬称になりかねない問題だ。もうこうなってくるとバカの極みである。
そして皇族も自分たちが、一般社会の場でどう呼ばれるか、そして面と向かってどう呼ばれるのが相応しいか、それぐらいはわきまえている。
今回は産経がとにかく共産党に噛みつきたい一心だったのだろう。だからこんなどうでもいい問題を取り上げるのだ。ヤフーは馬鹿なネトウヨに燃料を投下するような真似をするな。
実は産経こそが日本文化の最悪の破壊者ではないか? と思わせる今回の呆れた記事であった。
by leftwing63
| 2016-01-19 09:00
| メディア