2016年 01月 30日
「保守速報」に似る嫌われブログの傾向 |
星井七億氏という人が昨年2月に、まとめブログに関してのアンケート調査を実施した。調査対象の標本数は500。あくまでも個人的な調査であること、データの年齢・性別補正などは行っていないこと、回答する人の多くがもともとまとめブログに好意的である可能性なども認識しての数字である。そうした個人的調査の限界も把握した上で数字を見ていきたい。
もっとも回答者の男女比は260:240なので、さほどの差ではない。ヤフーのアンケートのように8割以上が男性などという偏りはないようだ。
ここでの調査にはいろいろあるが、「好きなまとめブログ」と「嫌いなまとめブログ」の数字を見てみると面白い傾向がある。
わかりやすいように嫌いなランキングから発表すると、
1位 はちま起稿 21.6% 2位 オレ的ゲーム速報@刃 20.6% 3位 保守速報 18.6%
となっている。安部首相も参加したという「保守速報」はヘイト色が強い極右的なまとめブログだが、ここを嫌っている人は非常に多いということがわかる。やはりマジョリティからはネトウヨは嫌われているのだ。
ゲームに詳しくない人のために説明しておくと、1位と2位はゲームハードのまとめブログである(ゲハブログなどと言われる)。
1位のはちまが好きな人は2位の刃を嫌う傾向が、またその反対の傾向もあるというが、好きと答えた人はどちらも4~8%程度なので、それだけでは数字が合わない。やはりこれもマジョリティが嫌っていることが言える。
なお「保守速報」は好きと答えた人は1%しかいない。まさにノイジーマイノリティのブログである。
そして「はちま」も「刃」もいわゆる「ソニー信者」が集うブログなのだ。マイクロソフトや任天堂を叩き、ソニーを持ち上げるという傾向が強い。もっとも日本においてはマイクロソフトの影響力はほとんどないので、バッシング対象はほぼ任天堂に限られる。
間違ってはならないのは、「はちま」「刃」はゲームのブログではない。ゲームファンでもない。あくまでも「ソニーのハードが売れることのみを褒め称え、ライバル社を罵倒する」という性質だけの連中である。ゲームソフトの内容などが語られることはほとんどない。
さて狂信的ゲームハードマニアとネトウヨ、一見何のつながりもなさそうなこのふたつだが、よく見ればその体質が酷似していることがわかる。信奉するハード(ネトウヨなら日本)は手離しで絶賛、ライバル会社は徹底的に排除(ネトウヨなら嫌韓)、属性でものを見る(ネトウヨなら在日叩き)、肝心のソフトの内容には無関心(ネトウヨは国籍にこだわるが文化には無関心)。
「任天堂」を「韓国」に置き換えれば、この毛嫌いブログ上位3つの性質は実に良く似ているのだ。
結局、属性で一絡げにして他人をバッシングする人間はジャンルを問わず嫌われる、そうした傾向がはっきりしたアンケートだといえる。タコツボの中でヘイト発言を繰り返すバカを見たら、「哀れな奴だ」と蔑んでやろう。
もっとも回答者の男女比は260:240なので、さほどの差ではない。ヤフーのアンケートのように8割以上が男性などという偏りはないようだ。
ここでの調査にはいろいろあるが、「好きなまとめブログ」と「嫌いなまとめブログ」の数字を見てみると面白い傾向がある。
わかりやすいように嫌いなランキングから発表すると、
1位 はちま起稿 21.6% 2位 オレ的ゲーム速報@刃 20.6% 3位 保守速報 18.6%
となっている。安部首相も参加したという「保守速報」はヘイト色が強い極右的なまとめブログだが、ここを嫌っている人は非常に多いということがわかる。やはりマジョリティからはネトウヨは嫌われているのだ。
ゲームに詳しくない人のために説明しておくと、1位と2位はゲームハードのまとめブログである(ゲハブログなどと言われる)。
1位のはちまが好きな人は2位の刃を嫌う傾向が、またその反対の傾向もあるというが、好きと答えた人はどちらも4~8%程度なので、それだけでは数字が合わない。やはりこれもマジョリティが嫌っていることが言える。
なお「保守速報」は好きと答えた人は1%しかいない。まさにノイジーマイノリティのブログである。
そして「はちま」も「刃」もいわゆる「ソニー信者」が集うブログなのだ。マイクロソフトや任天堂を叩き、ソニーを持ち上げるという傾向が強い。もっとも日本においてはマイクロソフトの影響力はほとんどないので、バッシング対象はほぼ任天堂に限られる。
間違ってはならないのは、「はちま」「刃」はゲームのブログではない。ゲームファンでもない。あくまでも「ソニーのハードが売れることのみを褒め称え、ライバル社を罵倒する」という性質だけの連中である。ゲームソフトの内容などが語られることはほとんどない。
さて狂信的ゲームハードマニアとネトウヨ、一見何のつながりもなさそうなこのふたつだが、よく見ればその体質が酷似していることがわかる。信奉するハード(ネトウヨなら日本)は手離しで絶賛、ライバル会社は徹底的に排除(ネトウヨなら嫌韓)、属性でものを見る(ネトウヨなら在日叩き)、肝心のソフトの内容には無関心(ネトウヨは国籍にこだわるが文化には無関心)。
「任天堂」を「韓国」に置き換えれば、この毛嫌いブログ上位3つの性質は実に良く似ているのだ。
結局、属性で一絡げにして他人をバッシングする人間はジャンルを問わず嫌われる、そうした傾向がはっきりしたアンケートだといえる。タコツボの中でヘイト発言を繰り返すバカを見たら、「哀れな奴だ」と蔑んでやろう。
by leftwing63
| 2016-01-30 09:00
| メディア