アリさん引越社の超ブラックぶりが指摘された |
アリさんマークの引越社、その異様さは実感できる
引越社の異常ぶりは上の拙ブログで再度確認していただくとして、今度は労働組合との団体交渉の話である。
下のブログによると、事件の起きたのは今年の5月25日である。
アリさんマークの引越社が団体交渉をめぐって嫌がらせ「霞ヶ関」といって埼玉県の「霞ヶ関」を指定、場所だけ通知して日時を通知せず、翌日になってから「前日でした」
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/20160613/1465819148
要するに引越社関東は、団体交渉を「霞ヶ関駅から徒歩10分」の場所で、18時から行う旨を通知してきたのであるが、その「霞ヶ関」とは誰もが当然のように思いつく東京霞ヶ関ではなく、なんと埼玉県川越市の「霞ヶ関駅」なのだという。
このペテン同然の手法に当然、組合側は激怒だ。そもそも17時に終業しても、川越の霞ヶ関まで1時間で到達できるわけもない。これは引越社関東が団体交渉を拒否するために行った卑劣極まりない暴挙である。
これについては「不誠実交渉」にあたるとし、抗議・警告文を送付している。
さらに引越社関東は強烈なまでに卑劣な行為を行っている。
6月8日づけで「団体交渉開催場所の件」という名目の文書を組合宛てに送付しているが、そこには開催期日も時間も記載されていない。
そこで組合からは「候補日が記載されていません」との指摘をして再び会社側からの回答を待った。すると翌9日は会社側からは回答が送られてこない。
そしてさらに翌日の10日になって会社からファックスでいきなり「昨日お待ちしておりました」との回答が届いたのだ。
「双方の認識違い」などと引越社関東は言うが大ウソだ。なぜなら組合側は「候補日が記載されていない」と指摘していたのだから。その時には、組合側は「6月21日または22日」と希望日まで記載していたのだ。
これに回答せず、「実は昨日だった」などとぬけぬけと文書を送りつける、引越社関東の行為は完全な不当労働行為である。
拙ブログのリンク先では、バカなネトウヨのツイートとして「至急、拡散、アリさんマークの引越社はブラックではない、愛国優良企業だ!!」というのも記載した。
絶対に参加できない場所を設定して組合との団体交渉を拒絶する、日付けのない交渉条件を指摘されたら「それは昨日だった」ととぼける。
こんなクソ企業のどこが愛国優良企業なのか? バカウヨにとっては靖国に参拝すれば、どんなブラック条件も見ないふりをするのか?
それと引越社よ。ブラック企業認定を「企業いじめ」などとは、ヘソが茶を沸かす戯れ言だ。引越社は日本を代表する超ブラック企業である。それにしても昨年、ブラック認定されたのに、少しも改善しようともせず、ひたすらさらなるブラック化に走る引越社の頭の中はどうなっているのか? まったくイカレた会社もあったものである。