高樹沙耶の言い分は間違っていない |
これを受けて土田晃之や高橋克実、中尾彬、梅沢富美男が高樹を批判しているという。
だがこれは土田や高橋、中尾、梅沢が何もわかっていないということである。
高樹が大麻を悪いものと思わないのは自由である。一応現在は法規制があり、それに応じなくてはならないが、個人的思想のレベルで大麻は悪くないといってもそんなことを批判されるいわれはない。
これについてはリテラが高樹擁護の姿勢を打ち出しているが、私もリテラと意見を同じくする。
そもそも「法に違反しているから悪」というのは、法は価値観のひとつに過ぎないという事実を忘れている。法が間違ってたことなど過去にいくらでもあったではないか?
高樹は昨年の参院選挙に出馬している。結果は落選だったが、これは言行一致を示しているものだ。
なぜなら国会議員は「法を作る存在」であるからだ。
「現在の法は間違っている、だから自分が法を作る国会議員となってその誤解を正したい」と思うのは筋が通っている。というか、最も真っ当な手段と言っていい。
その真っ当な手段を理解すらしていない土田、高橋、梅沢、中尾こそ社会の仕組みをまったくわかっていない大馬鹿者ということだ。
もはや先進国では大麻は解禁の流れがはっきりしている。
日本では医療用の研究さえ禁止されているので、その効用については調べたくても調べようがない。こんな国では科学は発展しない。
おそらく先進国の間ですべて大麻が解禁されても、日本は最後になるだろう。それくらい過去の価値観に縛られる国民性なのだ。
だから正面切って「大麻が悪というのは間違い」と述べた高樹が、自分の表現手段として国会議員の道を選んだことは責められるいわれはないのである。