2016年 05月 12日
へぇ、野党の時は自民党も「放射脳」だったんだ(笑) |
以前、自民党も原発事故当時に、民主党の原発事故収拾が進まないことを大きく喧伝していた。
それから5年、自民党はすっかり原発推進党になった。現在停止中の原発も再稼働したくてたまらないらしい。
現在の日本では原発がなくても十分電力がまかなえている。それがここ5年ではっきりしたのに、自民党の原発依存は病的ですらある。
ところがである。2011年の東日本大震災当時、自民党は野党だった。そのため当時与党の民主党を腐すのに必死だった。その時、自民党が何を言っていたか? それをこの場でぶちまけてやろう。
今の自民党に原発を推進する資格があるのか?という話に繋がっていくことは間違いない。
まず3月14日の予算委員会で仙台出身の熊谷大参院議員はこう述べている。
「頭痛、腹痛、鼻血ですね、順に多く結果で出ているんですね。こういう症状が出ると心配だ」
自民党は「美味しんぼ」のマンガで鼻血を出すシーンについて「遺憾だ」と述べていたが、なんのなんの、当の自民党の議員からそうした発言が出ているではないか。
熊谷議員は3月22日の文教委員会でも同様の発言を繰り返している。
次いで自民党の中でも特に極右的議員として知られる山谷えり子参院議員。
こちらは4月の憲法審査会の場での発言だ。発言の元は井戸川町長である。井戸川氏といえば、「美味しんぼ」で鼻血問題を話題にした人物だ。
「脱毛していますし、毎日鼻血が出ています。この前、東京のある病院に被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、いや、調べられないと断られましたよ。我々は被曝までさせられているが、その対策もないし、明確な検査もない」
民主党がSPEEDIの発表を遅らせたことに追求しての発言である。山谷議員は井戸川氏の発言を無批判に鵜呑みにしているではないか!
その井戸川氏、今では自民党側の人物からデマゴーグ扱いされ、バッシングの標的にされている。持ち上げられたかと思えば、都合が悪くなれば叩かれる。政治の思惑に翻弄され、まことに理不尽な思いをしているだろう。
以上の通りだ。なんのことはない。自民党の「鼻血は原発による影響とは考えられない」という見解は、与党になったからである。もしあのまま野党だったら、今頃も「民主党は原発周辺の、鼻血の多発の問題に真摯に対応していない」と攻撃するだろう。
つまり自民党もポジショントークを行っており、いわば「政治的放射脳」だったのだ。
民主党が原発の停止をさせたことへの対抗心から再稼働を図っているのではないか?
「そんな陰謀論じみた話は信じられない」と思ったら大間違いである。「政治家は信じられない馬鹿な動機でも動く」(2016年1月18日)でも書いたように、事実、過去に政治家はまるでガキの論理のような行動で組織攻撃をしてきた事実があるのだから。
それから5年、自民党はすっかり原発推進党になった。現在停止中の原発も再稼働したくてたまらないらしい。
現在の日本では原発がなくても十分電力がまかなえている。それがここ5年ではっきりしたのに、自民党の原発依存は病的ですらある。
ところがである。2011年の東日本大震災当時、自民党は野党だった。そのため当時与党の民主党を腐すのに必死だった。その時、自民党が何を言っていたか? それをこの場でぶちまけてやろう。
今の自民党に原発を推進する資格があるのか?という話に繋がっていくことは間違いない。
まず3月14日の予算委員会で仙台出身の熊谷大参院議員はこう述べている。
「頭痛、腹痛、鼻血ですね、順に多く結果で出ているんですね。こういう症状が出ると心配だ」
自民党は「美味しんぼ」のマンガで鼻血を出すシーンについて「遺憾だ」と述べていたが、なんのなんの、当の自民党の議員からそうした発言が出ているではないか。
熊谷議員は3月22日の文教委員会でも同様の発言を繰り返している。
次いで自民党の中でも特に極右的議員として知られる山谷えり子参院議員。
こちらは4月の憲法審査会の場での発言だ。発言の元は井戸川町長である。井戸川氏といえば、「美味しんぼ」で鼻血問題を話題にした人物だ。
「脱毛していますし、毎日鼻血が出ています。この前、東京のある病院に被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、いや、調べられないと断られましたよ。我々は被曝までさせられているが、その対策もないし、明確な検査もない」
民主党がSPEEDIの発表を遅らせたことに追求しての発言である。山谷議員は井戸川氏の発言を無批判に鵜呑みにしているではないか!
その井戸川氏、今では自民党側の人物からデマゴーグ扱いされ、バッシングの標的にされている。持ち上げられたかと思えば、都合が悪くなれば叩かれる。政治の思惑に翻弄され、まことに理不尽な思いをしているだろう。
以上の通りだ。なんのことはない。自民党の「鼻血は原発による影響とは考えられない」という見解は、与党になったからである。もしあのまま野党だったら、今頃も「民主党は原発周辺の、鼻血の多発の問題に真摯に対応していない」と攻撃するだろう。
つまり自民党もポジショントークを行っており、いわば「政治的放射脳」だったのだ。
民主党が原発の停止をさせたことへの対抗心から再稼働を図っているのではないか?
「そんな陰謀論じみた話は信じられない」と思ったら大間違いである。「政治家は信じられない馬鹿な動機でも動く」(2016年1月18日)でも書いたように、事実、過去に政治家はまるでガキの論理のような行動で組織攻撃をしてきた事実があるのだから。
by leftwing63
| 2016-05-12 09:00
| 政治・選挙・行政