2017年 03月 10日
リベラル団体に対する違憲弾圧条例 |
8日、神奈川県海老名市で「マネキンフラッシュモブ」という路上パフォーマンス団体の行為が市の定めた条例に違反するとして禁止したことに対し、これを行う「マネキンフラッシュモブかながわ」が「条例は違憲にして無効」として地裁支部に訴訟をおこした判決が出た。
判決は憲法判断には踏み込まなかったが、路上パフォーマンスの禁止については無効との見解が出されマネキンフラッシュモブの勝訴であった。
マネキンフラッシュモブとは路上で短時間、数人が静止してポーズを取り、そしてしばらく歩いてまた静止してポーズをとる。それだけだ。特に通行人の邪魔になるわけではない。一般人が歩道を歩いて止まる、それを繰り返すのと同じだ。
そもそもこの条例が無茶苦茶だ。路上での宣伝・演説・署名に至るまでを禁止し、署名については申請制にしたのだ。しかも許可を得るためには金を払えという。集会・デモに関しては全面禁止だ。
憲法21条の表現の自由にド直球に抵触しそうなこんな条例に異を唱える議員もいたが、市民からのパブコメも一件もなく、そのまま議決されてしまったそうだ。
こんな条例に一件の異議も述べなかった海老名市民も問題だが、この条例は当然のように有名無実化する。普通に市民は路上での署名行動などを行っていたのだ。そんな条例自体を知らなかった団体もあるだろう。市が条例違反を理由に禁止を決めたのは今回が初めてだ。
それがマネキンフラッシュモブかながわだけが禁止されたのにはマスコミがなかなか直接報じない理由がある。私の知っている限り、書いたのはやはりというか東京新聞だけだ。
マネキンフラッシュモブかながわの主張が政権批判を伴っていたからである。共同代表の朝倉優子氏は貧困問題などにも取り組むリベラル系の発言をしていた。
市が条例違反の可能性を認めた事例の7割までが市民団体による政治的な集会や署名である。
そう、これは明らかに右翼系の議会による反対意見の圧殺でしかない。安倍政権になってからあちこちで起きている集会規制の恣意的運用がここでも行われているのだ。
この条例の存在そのものが完全に体制批判を封じ込めるためのものであり、憲法違反であり無効である。違憲の条例に従う必要はない。
極右的な安倍政権下、虎の威を借る狐どもの跋扈に日本人もいい加減気づくべきだ。パブコメの一件も書き込まないのではなく。
それにしてもこの手のニュースがこれでもかというほど出てくる神奈川県はいったいどうしてしまったのだろうか?
判決は憲法判断には踏み込まなかったが、路上パフォーマンスの禁止については無効との見解が出されマネキンフラッシュモブの勝訴であった。
マネキンフラッシュモブとは路上で短時間、数人が静止してポーズを取り、そしてしばらく歩いてまた静止してポーズをとる。それだけだ。特に通行人の邪魔になるわけではない。一般人が歩道を歩いて止まる、それを繰り返すのと同じだ。
そもそもこの条例が無茶苦茶だ。路上での宣伝・演説・署名に至るまでを禁止し、署名については申請制にしたのだ。しかも許可を得るためには金を払えという。集会・デモに関しては全面禁止だ。
憲法21条の表現の自由にド直球に抵触しそうなこんな条例に異を唱える議員もいたが、市民からのパブコメも一件もなく、そのまま議決されてしまったそうだ。
こんな条例に一件の異議も述べなかった海老名市民も問題だが、この条例は当然のように有名無実化する。普通に市民は路上での署名行動などを行っていたのだ。そんな条例自体を知らなかった団体もあるだろう。市が条例違反を理由に禁止を決めたのは今回が初めてだ。
それがマネキンフラッシュモブかながわだけが禁止されたのにはマスコミがなかなか直接報じない理由がある。私の知っている限り、書いたのはやはりというか東京新聞だけだ。
マネキンフラッシュモブかながわの主張が政権批判を伴っていたからである。共同代表の朝倉優子氏は貧困問題などにも取り組むリベラル系の発言をしていた。
市が条例違反の可能性を認めた事例の7割までが市民団体による政治的な集会や署名である。
そう、これは明らかに右翼系の議会による反対意見の圧殺でしかない。安倍政権になってからあちこちで起きている集会規制の恣意的運用がここでも行われているのだ。
この条例の存在そのものが完全に体制批判を封じ込めるためのものであり、憲法違反であり無効である。違憲の条例に従う必要はない。
極右的な安倍政権下、虎の威を借る狐どもの跋扈に日本人もいい加減気づくべきだ。パブコメの一件も書き込まないのではなく。
それにしてもこの手のニュースがこれでもかというほど出てくる神奈川県はいったいどうしてしまったのだろうか?
by leftwing63
| 2017-03-10 09:00
| 社会(治安・法)